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作られなかった櫛

こんばんは、担当Yです。

富田親方の膨大な材をチェックしていた時に見つけたものです。
一枚の板から、どのように櫛を抜き出すか印をつけた板で、素人目には更に多く作れそうな気もしますが観察してみると、節やシミや小さな割れを避け、恐らくは木目まで考慮された結果がこの位置なのでしょう。
この残された板から櫛が作られることが無いと思うと、失われゆく技術を存続させるには時間との勝負なのかも知れない、そんな風に思うのです。






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