スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2019の投稿を表示しています

美智子妃、昭和天皇ご成婚記念櫛セットの販売を致します。

武蔵屋 富田さんの櫛の販売は基本的には終了致しました。 恐らくこれで最後になりますが、現在、皇室に納めた櫛セットと同じものを オークションに出品しております。この櫛セットは昭和三十四年に昭和天皇と 美智子妃がご結婚された際に作られたセットの一つです。 全部で10セット作られ、皇室には最終的に3セットが納められることとなりました。 皇室用には、イスの木が使われており、その他はつげ材を使用しています。 この櫛は先代の親方の現役時代のものも含まれており、 非常に古いものです。柘植材は80年は経過しているかもしれません。 残りのセットは、富田親方のお宅に保管されており、皇室以外では このセット位しかもう出てこないかもしれません。非常に貴重な皇室御用達の品です。 基本の価格は15万円程度としております。木箱は拭き漆という木目を生かした塗りになっています。 各櫛は一本づつ絹糸で留めています。 以下のリンクにて販売しておりますので、どうぞご覧ください。 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r338400419

武蔵屋最後のつげ櫛のご案内 その2

担当Uです、こんばんは。 武蔵屋最後の柘植櫛は桐箱に入った状態で10本程度が標本の様に留められていた物です。これまで当会で販売してきた、む印のついた櫛の中で最大のセットとなります。担当Yが販売価格や販売方法を悩んで掲載をしなかった理由は大変高価になると考えられるものの転売などを避け、本当に大切にして頂ける方にお譲りしたいとの考えからだそうです。 当会としては、ヤフオクが妥当かと考えておりますが販売時期を含め、未定になります。 (余った話として担当Yは別の担当になり元気にしております。)

武蔵屋の最後のつげ櫛のご案内

今回の名工会ブログ担当は、代わってUが担当させて頂きます。 30年続いた平成も終わりが近づいてきました。先月の20日は皇后の美智子様のお誕生日でした。ニュースではご成婚のパレードや式典の様子がたくさん流れました。ご成婚時にお垂髪(おすべらかし)に飾られた櫛を作成した故富田さんの、恐らく最後となるつげ櫛を掲載致します。数は少数ではありますが、一定数の江戸の武蔵やの櫛が世に出る機会は今後はそれ程ないと思います。 掲載の予定は近日にはと考えておりますが期日は未定です。